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函館 ノアの箱舟

保健所の動物たちの里親募集の記録&我が家の犬猫たちの記録

函館市抑留所にいた寅吉&ミント~其の❸

Posted by noanohakobune8 on   8 comments   0 trackback

『函館市抑留所にいた寅吉&ミント~其の❶~❷』のつづきです


私が、7月22日(月曜日)に引き出したメスの白黒猫は、
保健所の職員の方のお話によると、、、

『近くの空き地で野良猫がいるから』と持ち込んだ人が連れてきたそうです。


念の為、『その白黒の猫1匹だけ持ち込まれたのでしょうか?』と伺うと、


言いにくそうに…


『子猫もいましたが…処分しました。』




『なんで、子猫を処分したのですか?』




『はい…弱っていたので、子猫は処分しました…』




親子で助けたかった…そう、思いました。。




それと同時に状況的に子猫が弱っていたという事は、
母猫も何らかの感染症を患ってる可能性があると思いました。


処分を急いでるので何とか待ってもらいながら、
ドキドキしながら7月22日に会いに行きました。


白黒猫のお母さん猫は、
寅吉よりも半分以上小さな檻の中でうずくまって、
こちらを睨んでいました。
トイレは設置されていませんでした。


人間に対して不信感があり、野良猫だったと言われても納得のできる子でした。
お母さん猫というわりには、小柄で生後8ヶ月とか6ヶ月と言われても不思議ではない子でした。

野良のお母さんなので、
もっとデッブリと強そうな肝っ玉母ちゃん像を思い浮かべていたので、拍子抜けしました。



この子なら、人間にさえ馴れれば、
里親探しは全然できると、そう思いました。


※下記の画像2枚は、保護してから1週間を過ぎた頃の画像です。


mint2.jpg




mint1.jpg



小柄なこの子の名前は、
保護した日の7月22日の花言葉からいただき、『ミント』と名付ける事にしました。
手にもミントをはめているので、この名前がしっくりくると思いました。



とりあえず、空気感染しそうな病気の症状は出ていませんでしたので、
大暴れしそうだった事もあり、病院には連れていきませんでした。

我が家は、突然の家出猫や野良猫が迷い込んでくるので、
ノミダニ駆除のレボリューションと、
寄生虫の駆除の猫用プロフェンダースポットは買い置きしているので、
それらを投与しました。



狭いゲージ生活をしていたミントなので最初の1週間は、
ゲージではなく一部屋をオープンにして暮らしていました。



トイレはその日に何も教えなくても自らトイレに入り、用を足したので、
トイレは何の問題もありませんでした。

ただ、人間に慣れていないので同室すると、
天井まで飛び跳ねるほどシャーシャーと威嚇し、大暴れをしました。
人間を恨んでいるようでしたが、
救いだったのは触られる事は気持ちよさそうだったので、
嫌がってましたし怖がっていましたが、毎日捕まえてブラッシングや撫で撫でを繰り返しました。

1週間立っても難しかったので、上記の画像の通り、
ゲージに入ってもらい、静かな生活から人間の生活を見てもらう事にしました。
画像には写っていませんが、ゲージの中に隠れられる場所も用意しました。

もう一つ救いだったのは、先住猫に興味を示して、仲良くしたそうにしていました。
ゲージから出して会わせると、嬉しそうにスリスリと近寄っていきました。


そして更に1週間が過ぎ、
もうそろそろ動物病院に行っても良い頃かな~と思い、
検査に連れて行きました。

野良猫の宿命の猫エイズや白血病は覚悟していましたが、
どちらも陰性で、病院でも大人しく、
先生も『本当に野良だったのかなぁ』と仰っていただくほど、
どこからどう見ても飼い猫のようでした。

お腹周りが太かったので、
妊娠の可能性も見てもらいましたが、妊娠もしていませんでした。
妊娠出産を繰り返していると、胴周りが太くなるそうです。


若く見えるけど、歳かもしれないという事で、口の中を見ていただくと、
歯がボロボロで殆ど抜けていて、結構なお歳だという事がわかりました。

残りの歯は自然に抜けるのを待ち、
歯のブラッシングをするという選択で留まりました。

食欲はあり、ちゃんと食べているのでその点についても問題ありませんでした。



『ここにおいで』と呼ぶと、来るようにもなりました。

mint3.jpg




mint4.jpg



でも、カメラを怖がって嫌がるのであまり写真は撮れませんでした。



mint5.jpg

ナデナデ


mint6.jpg

この顔は『もっとナデナデして』の催促の顔です






そして、

本当は子猫をご希望でしたが、里親様も見つかりました

同じ白黒猫の男の子がいるお家です。
その白黒猫の男の子も以前に、我が家から里子として迎えてくださいました。

ミントの2倍ちょい大きくて、何故か白黒の割り合いも同じですで、
顔も似ているので親子のようです。
その子に彼女が欲しいとずっと探されていました。

ミントにとっても先住猫がいるお家の方が良かったので、
めでたしめでたしでした



ですが、話はまだ終わりません。


というか、肝心なお話を最後に残しておきました。


私も今回、ミントを保健所から連れて来なければ、
知らなかった事があります。

掛かり付けの獣医さんに伺い、はじめて知りましたが、
野良猫を捕まえて遺棄する事は法の下でも犯罪です。



飼い主のいない猫(野良)を避妊去勢して
元のいた場所に放す事も今の法律ではできないそうです。



例えば、私なり愛護団体の方なりがそれを見て、
動物愛護法違反(遺棄)容疑で告発するなんて事もできるそうです。


なので、獣医さんも持ち込まれても飼い主不明の猫は手術ができないそうです。



今回、野良猫だったミントを捕まえ
(捕獲器でも用意しない限り、捕まえられるタイプではありません)
保健所に持ち込み、それを受け取った保健所の行動は一体どういう事なのか、
全く意味がわかりませんでした。

新しくなった六法全書を所有しておりませんので、
ネットでしか調べる事ができませんでしたが、
保健所という場所は所有者のいない動物を引き取る義務があるとの説と、
保健所は引き取りを拒否する権利もあるとの説がありました。

私はどちらも正しいのではないかと推測しています。




私が個人的に保健所に殺処分が多い猫の事でどうにかならないのか伺った時も、
野良猫の存在が多いような話を聞いていたので、
殺処分されるはずのない子達が殺処分されているのではないかと、
ゾッとしました。


特に猫の事は、処分するかしないかは保健所が選別するので、
私達一般人には未知な領域です。


誤って処分されてる子達が居てもおかしくないだろうと、推測されますし、
私はこれを1番の問題だと思ってます。
これは函館に限らず全国的な問題だと思っています。



また、今回の野良猫だったミントは体は元気でした。
なのに、子猫だけ弱っていて、
速やかに処分されるという話がどうも納得できませんし、
真正の野良猫であれば、肉や魚も食べるはずですが、
彼女が食べるのはキャットフードでした。
食の好みで、どういう生活をしていたのかが伺えると私は思っています。


誰かが餌付けしていた可能性が強いと思ってます。




こういう子達も保健所にはいます。


私は保健所から引き取るのであれば、殺処分の多い猫をと思ってきましたが、
今後もそうして生きたいと思ってます。



Comment

says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.09.03 22:43 | | # [edit]
寧々 says... ""
いつもお疲れ様です(*^^*)

考えさせられる問題ですね~
りゅうさんのお宅に私に手におえそうな野良ちゃん、
やってきたら連絡ください!

お役に立てると嬉しいです。
2013.09.04 23:46 | URL | #- [edit]
りきまる says... "・"
お久しぶりです。ばたばたと忙しくて観覧のみになってました。

ミントちゃん かわいいです。
 でも、本当私達の知らない法律がいっぱいなんですね。

ひとつ気になってる事がありまして。
ウチの近所に野良猫の親子がいたんです。
子猫は、まだ警戒心もあまりなく、ヨチヨチいつも草草むらで遊んでいて、
でも、いざ保護しようとすると逃げてしまい、道路が目の前なんでへたに刺激もできないでいたんです。
それが・・・
ここ2週間以上みかけのくて。。。

なんとなくすっきりしなかったのでボヤイテみました・・・笑
2013.09.05 11:39 | URL | #- [edit]
りゅう says... ""
◆ゆっちゃんさん

おひさしぶりですm(__)m
ところで、お体の方は、大丈夫なんですか?!
すご~く、この事を書いていいものか迷っていたのですが。。

ミントの事、ありがとうございます♪

動物の法律を調べると、
訴える人がいなければそこまでの罰則がないのかな~と、
正直思ってしまいました。
私も地域猫の事はとても良い事だと思ってました。
野良猫を避妊去勢も一見良いようで問題もあるみたいで、
難しいな~と見ていました。
特に猫の場合、避妊去勢での怖い病気があり、
簡単に避妊去勢をして死んでしまう事もあるんですよ。
また子育て中の猫を捕まえて避妊をした挙句、
母猫がいなくなった子猫たちが死んでしまったなんて内容も見ました。
法律的には、動物は物扱いで、見方を変えれば、
子供に保護者がいるのが当たり前で、動物達も所有者が保護者の役割なんでしょうね。
野良猫は法律的に保護動物として守られてる動物で、
生涯面倒を見れない動物を獣医師が受け入れて手術はできないという事なんだと思います。
そういえば、毎度『この猫はどうしたの?』って聞かれてたのはそういう事だったのか、
今頃になって知りました(^^:)
もしかすると、地域猫は自治体全体で取り組めるから可能なのかもしれません。

東山の野犬達もイムさんと私で10万ずつ出費して、
検査とワクチン、せめて避妊去勢ができないものかと動いてましたが、
夢叶わずで話が終わりました。
2013.09.10 21:37 | URL | #- [edit]
りゅう says... ""
◆寧々さん

ありがとうございますm(__)m
また、嬉しいお言葉に感謝でいっぱいです。
今回のミントは攻撃は全くしない子だったんですけど、
里親さんのお家では洗濯機の後ろに隠れてしまいシャーシャー言ったので、
里親さんが怖くて捕まえられない~って事が何度かあり、私が引きずり出してきましたけど、
猫に慣れててもやっぱりシャーシャー言われると怖いものでしょうか?
私、全く怖くないので私との温度差があるかもしれませんよ~(^^;)

2013.09.10 21:50 | URL | #- [edit]
りゅう says... ""
◆りきまるさん

りきまるさん、ありがとうございますm(__)m
また9月1日から新しく愛護法が変わったので、
動物達にとって良い方向に動いてくれる世の中になればいいな~と思います。

野良ちゃん、親子達見つかりましたか?
餌付しないと捕まえるのは難しいでしょうね。。
私の近所には野良猫は2匹しかいません。しかも雄のみです。
去年までは4匹いたんですが、2匹はうちに迷い込んできたので、あと2匹です。
外に歩いてる猫は殆ど多頭飼いの近所のお家の猫ばかりです。
犬と猫には優しい町だと思います。
なので、凄い平和です。
どうしても街の中だと、捨てる人間がいるから猫がどんどん繁殖して、
可哀想な光景を見ては胸を痛めてしまうんですよね。
2013.09.10 22:00 | URL | #- [edit]
りきまる says... "リュウサン"
いきなりですが、森の保健所から知り合いが
殺処分が次の日に控えた子がいると聞き、引き取って新しい飼い主を探すために連れて来たのですが。

森の保健所は、迷い犬は、野良犬扱いで1週間しか保護しないとか、、、
その上、焼き場の裏の暗がりで、檻に入れて放置みたいです。

余にも扱いがひどくないですか?
2013.09.18 12:30 | URL | #- [edit]
asako says... "はじめまして。"
あちこちのBlogのリンクから参りました。
ニセコエリアで保健所収容犬猫の里親探しをお手伝いしています。

道内の保健所でも函館と小樽市は猫の譲渡事業を行っていないと
聞いていましたが、こうして個人個人で収容された猫たちを保護してくださっているんですね。
ありがとうございます。

保健所にはさまざまな理由で持ち込まれる子がたくさんいます。
今は野良にゃンよりも、飼い主が高齢で死亡や施設の入居と、避妊去勢せずに
多頭崩壊して持ち込まれる猫が多いようですが、小樽や函館は港町なのもあり、
飼い主不在?誰かがえさだけやって、たくさん集まってきて苦情が出て持ち込まれる。。。
そういうケースが多いのではないのかなと思います。

収容される数にたいして譲渡できる数の方が少ないため、元もとは飼い猫であっても
処分になる・・・切ない現実があります。

函館の状況が少しわかりました。
また時々お邪魔させていただきますね。

ありがとうございます。

2013.11.10 19:21 | URL | #Sm3iYXD6 [edit]

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